建物は完成しただけでは本来の美しさや品質が十分に伝わらないことがあります。施工時のホコリや微細な汚れが残ったままでは、美観や完成度に悪影響を及ぼすことも。竣工美装を行うことで建物の印象を良くし、利用者の満足度や信頼性の向上にもつながります。
1.建物の完成度を向上させるため
竣工美装を行うことで、美しい状態に仕上げることが可能です。新築やリフォームの直後は、見た目が完成しているようでも微細なホコリ・塗料の飛び・建材のくずが残っていることが多くあります。
また、搬入や施工時に生じた小さなキズが放置されたままのケースも少なくありません。竣工美装で汚れや傷を丁寧に取り除くことで、建物本来の質感や美しさをしっかりと引き出せます。
2.利用者の満足度を高めるため
竣工美装を行うことは、利用者の満足度を高めるためにも欠かせません。完成後、養生シートを撤去しただけでは、工事中のホコリや手アカ、汚れが目立ったままの状態です。このような状態で引き渡すと、後にクレームや修繕対応といったトラブルに発展する可能性も。竣工美装を丁寧に行うことで、スムーズな引き渡しと高い顧客満足につながります。
3.建物の印象を良くするため
竣工美装を施すことで、建物の第一印象が良くなります。ガラスやサッシ、床、壁、天井までプロの手で徹底的に仕上げられるため、内装・外装ともに美しく整えられます。来訪者にとっても、清潔で整った空間はしっかりした会社・施設という好印象につながるでしょう。
また、オフィスの場合は、清潔な職場環境が従業員のモチベーションを高める要素になり、求人にもプラスに働きます。建物の印象を良くするためにも、最終仕上げとして竣工美装をしっかり行うことがおすすめです。