エアコンの使用が増える季節には、においや冷房の効きの悪さなど、トラブルが気になる方もいるのではないでしょうか。心地よく過ごすためには、エアコンを清潔に保つちょっとした工夫が大切です。日々のケアで快適な室内環境を整えていきましょう。
1.冷房の後に送風運転をする
冷房を使った後は、1時間ほど送風運転をしてから電源を切るのがおすすめです。冷房を切った直後は、室内機と室温との温度差により、エアコン内部で結露が発生しやすくなります。その結露による水分が、カビの発生原因となることがあります。
送風運転で内部を乾燥させることで、カビの発生を抑えることが可能です。また、ホコリやにおいの軽減にもつながるため、小さいお子様や高齢者がいる家庭では、積極的に取り入れましょう。
2.こまめに部屋を換気する
エアコンは室内の空気を吸い込んで温度調整を行い、再び吐き出す仕組みです。そのため、室内の空気が汚れていると、汚れた空気を何度も循環させることになります。
これによりエアコン内部も汚れやすくなるため、こまめな換気を行うことが大切です。特に、料理をした後や掃除中などは積極的に窓を開けるようにし、室内の空気をきれいに保ちましょう。
3.定期的にフィルター掃除をする
フィルターの掃除を定期的に行うことで、エアコンの清潔さを保てます。使用頻度にもよりますが、2週間から1ヶ月に一度を目安に掃除するのが理想です。エアコンをあまり使用しない春や秋などの時期は、フィルターの表面を掃除機で軽く吸い取るだけでも十分な効果が期待できます。
また、フィルター自動掃除機能付きのエアコンを使えば、手間をかけずに清潔な状態を保つことが可能です。最近では、内部のカビを予防する機能や、汚れを防ぐコーティングが施された製品も登場しています。買い替えの際には、このような機能が備わったモデルを選ぶと、より快適に長く使い続けられるでしょう。